Sunday 27 April 2008

変な夢を見た。あとがきのようなもの

変な夢を見た。あとがきのようなもの
眠りが浅い質なので、よく夢を見ます。現実的なものから荒唐無稽なストーリーまで、割と内容も頭に残っていることが多くあります。

特に今回の場合は風景や色調、登場人物から台詞に至るまで殆どが鮮明に残っていたので文章にしてアウトプットしてみたのですが、如何だったでしょうか。前中後編と思ったより長くなってしまいましたが、殆ど脚色はしていません。夢診断も出来たりして、葦見川が今どんな状況に置かれているか解ってしまったり(笑)。

夢というものは大概にして不思議なもので、ある意味現実では叶えられないことを叶えさせてくれるデバイスなのかも知れません(空を飛べたり、好きな子とお話し出来たり、ね)。その一方で、事実や小説よりも奇なるもので現実で味わう以上の恐怖を味わうこともあります。

さて内容解説と言いましょうか、なぜこんな夢を見たのかは勿論解りません。あの舞台、怪物、謎の研究がなにであったのか当然答えがあるわけではなく、自身の中にも幾つものしこりを残したような感覚になっていますす。そんな中でも葦見川にとっての最もたる謎は、結局“彼”は誰だったのか、また、なぜ因縁の相手としてU君が登場していたか、にあります。繰り返しますが、答えは解りませんけどね(苦笑)。

余談ですが、好きな映画の一つに黒澤明監督の『夢』があります。黒澤明監督が実際に見た夢をオムニバス形式で映像化したもので、各章『こんな夢を見た』というテロップから始まります。どのエピソードも幻想に彩られていて、夢という現象の底無しの奥行きを感じさせる映画となっています。

以上、夢見る少年だっていいじゃない。葦見川和哉でした。


(2007/12/07)
寺尾聰、マーティン?スコセッシ 他

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